小児の歯は大人になってからの噛みあわせ、歯並び、顎の発達などに影響します。小児の頃の適切な治療は、正しい成長を促すためにも必要です。そのために当院の小児歯科では予防に力を入れております。
当院の小児歯科治療方針
歯医者さんの怖いイメージをなくすために
歯科医院に来られている子どもたちはどんな顔をしていますか?
そして帰る時にはどんな顔をしているでしょう?
泣いたまま帰すことを「心に借金」をして帰すといいます。
心に借金をすると、今度はもっと大泣きをするかもしれません。
もしかしたら歯医者が大嫌いになって、もう二度と来てくれないかもしれません。
笑顔で帰すことを「心に貯金」をして帰すといいます。
心に貯金をすると、今度来るときはもっと良い笑顔で来ることでしょう。心に貯金をして、かかりつけの小児歯科として長いお付き合いの第一歩になれることが私たちの願いです。
今、私たちが小児歯科で診ている子どもたちが、
「将来大人になって子どもを連れてきてくれる」、
それが、今行っている小児歯科治療が正しいかどうかの答えだと考えています。
小児歯科の「怖い」「嫌い」なくすためのステップ
当院の小児歯科では、広いキッズルームを設けております。待ち時間はこちらで遊んでいただき、緊張をほぐしていただきたいと思います。絵本やおもちゃをご用意しています。
はじめての小児歯科の診察は治療の椅子の上になるべく1人で座ってもらうことからはじめます。保護者の方は診察台の横に椅子をご用意いたしますので、お掛けになってご覧ください。
当院の小児歯科では、使う器具の説明や治療の内容やこれから口の中で何をするかを子どもさん本人に説明いたします。話をすることで、不安を少しでも和らげます。
小児歯科の治療を受ける子どもたちには、水や唾液を吸い取る器具、水や空気が出る器具など使用する機材をすべて実際に見てさわって体験してもらいます。
緊張が解けたところで治療を開始いたします。
何があるかお楽しみ♪
期間や頻度
小児歯科の治療の経過など含めて患者さんや保護者さんと相談して決定いたします。3~4か月に1度をお勧めしています。
RDテスト
口の中のむし歯菌の数を「レサズリン」という指示薬の色の変化で短時間(15分培養)で調べる検査です。この検査によって口の中の衛生状態を適確に知ることができます。
フッ素塗布
むし歯になりにくい歯にするため、「フッ素」塗布を行います。フッ素は歯に取り込まれると、酸に強いフルオロアパタイトを形成します。当院では、「パイオキュアー」というフッ素イオン導入装置を用いてフッ素塗布を行っています。フッ素は自然のままでは歯に浸透しにくい性質を持っているので、パイオキュアーによりフッ素をイオン化し、「フッ素イオン」として浸透させていきます。フッ素塗布よりも効果的にフッ素を歯質に取り込むことができます。
シーラント
奥歯の溝を、フッ素入りのプラスチックでコーティングし、むし歯になるのを防ぐ方法です。痛みもなく、お子様にとって負担の少ないむし歯予防処置です。
約10畳のキッズルームがあります。壁には人気キャラクター、天井は空の模様で中にいるだけで楽しい気持ちになれる部屋となっています。おもちゃも、ミニカー、滑り台やままごとセット、積木、ぬいぐるみなど。お子様が退屈することなく、お待ちいただけます。
詳細はお問い合わせください。